ブログを始めたいけれど、どんなジャンルにすればいいか迷っていませんか?
ジャンル選びは、ブログの成長スピードや収益性に大きく関わる大切なポイントです。
とはいえ、
- 「好きなことを書けばいいの?」
- 「稼げるテーマを選ぶべき?」
と、最初は悩むのが当たり前。
まずは全体の流れをサラッとお話ししますね。
本記事では、初心者の方でも安心してジャンルを決められるよう、以下のようなステップで解説していきます:
- 自分に合ったジャンルの選び方
- 稼ぎやすいジャンルの特徴
- 避けたほうがよいジャンルとは?
- ジャンルが決まらないときの対処法
- よくある質問とその答え
読み終わる頃には、「自分はこのテーマで始めてみよう!」と前向きに動き出せるようになりますよ。
ブログジャンルの選び方
ブログを始めるとき、最初に迷うのが「どのジャンルにするか?」という点です。
好きなことを書くだけでは続かないこともありますし、かといって収益ばかりを意識すると、気持ちがついていかないことも。
ここでは、ブログジャンルを選ぶ際に大切な6つの視点をご紹介します。すべてを完璧に満たす必要はありませんが、自分にとって無理のないテーマを選ぶためのヒントとして参考にしてみてください。
自分の強みや専門性を活かせるか
これまでの経験や知識、資格など、自分にとって「当たり前」に感じていることでも、他の人にとっては価値ある情報になることがあります。
- 仕事や趣味で詳しい分野
- 家族や友人によく相談されること
- 長年続けている習慣やスキル など
ブログは継続が大切なので、自分がスラスラ書ける内容だとラクに続けられます。
興味や情熱を持てるか
「好きこそものの上手なれ」という言葉のとおり、興味があるテーマなら自然と調べたり試したりできます。
たとえ初心者でも、成長の過程そのものがコンテンツになります。
「今すごくハマっていること」「つい人に話したくなること」があるなら、立派なジャンル候補です。
継続的にコンテンツを作成できるか
最初は書くネタがたくさんあっても、数記事で尽きてしまうと更新が止まってしまいます。
そのジャンルで「記事を10〜20本くらい書けそうか?」を目安に考えてみましょう。
たとえば、「旅行」がテーマでも、「温泉旅行」「家族旅行」「ふるさと納税旅」などに広げることができます。
市場規模や成長性があるか
自分がどんなに情熱を持っていても、あまりにニッチすぎるテーマだと読者が少なくなってしまいます。
一方で、今後ニーズが高まりそうな「成長ジャンル」も注目です。
例:シニアの副業、AI活用、節約×旅行、ミニマリスト生活 など
収益化する方法があるか
ブログを副業として考えるなら、広告やアフィリエイトにつながるジャンルかも確認しましょう。
- 関連する商品・サービスがあるか
- ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)で案件が見つかるか
- Google広告の単価が高いジャンルか など
調べてみると意外なジャンルでも収益化のチャンスがあります。
競合と差別化できるか
すでに人気のジャンルでも、「自分ならではの視点」を出せれば埋もれずにすみます。
- 年代やライフスタイルを生かす
- 実体験ベースの話にする
- 写真や図解を使ってわかりやすく伝える
「ありふれたテーマ+自分らしさ」の掛け合わせが、読者の心をつかむポイントです。
収益性が高いブログジャンルの特徴

ブログで副業を目指すなら、「収益につながりやすいジャンル」を選ぶことも大切なポイントです。
ここでは、広告収入やアフィリエイトで成果が出やすいジャンルの特徴を、4つの視点から解説します。
需要が高いジャンル
読者が多いジャンルは、それだけアクセス数を集めやすくなります。
たとえば以下のようなテーマは、多くの人に関心があり、検索されやすい傾向があります。
- お金(節約・投資・保険・副業など)
- 健康・美容(ダイエット・サプリ・スキンケアなど)
- 生活の悩み(育児・介護・転職・人間関係など)
- 旅行やグルメ(ホテル・観光地・食べ歩きなど)
「困っている人が多いテーマ」は特に注目です。
広告単価が高いジャンル
Googleアドセンスや企業広告の単価は、ジャンルによって大きく異なります。
たとえば、以下のようなジャンルは1クリックあたりの広告単価が高い傾向にあります。
- 金融系(カードローン、クレジットカード、投資)
- 転職や資格取得関連
- 不動産や保険関連
- プログラミング・Web系スキル習得
難易度は上がりますが、その分しっかり収益を狙えます。
案件数が多いジャンル
アフィリエイトで収益を目指すなら、「紹介できる案件」が多いジャンルがおすすめです。
たとえば:
- 美容:スキンケア商品、エステ、化粧品
- 旅行:ホテル予約サイト、ツアー、ふるさと納税
- 通信:スマホ回線、Wi-Fi、格安SIM
- 家電・ガジェット:レビュー記事や比較記事で紹介しやすい
ASP(アフィリエイトサービス)で取り扱いが多いジャンルは、選択肢も多く、紹介の幅も広がります。
競合が少ない穴場ジャンルを探すコツ
人気ジャンルは競争も激しいため、「ニッチだけど需要がある」ジャンルを探すのも一つの戦略です。
たとえば:
- シニア世代向けの副業・趣味ブログ
- 地域密着型の観光・グルメ情報
- 子育て中のママ向けに特化したレビューや悩み解決
- 賃貸暮らし×節約×ミニマリスト生活
「自分の属性+テーマ」で絞ると、競合が減って個性も出しやすくなります。
ブログ初心者が避けるべきジャンル
ブログで成功するためには「どのジャンルを選ぶか」も大事ですが、「どのジャンルを避けるか」も同じくらい重要です。
特に初心者の方は、以下のようなジャンルを選ぶと、収益化が難しかったり、途中で挫折してしまったりすることがあります。
ここでは、ブログ初心者ができれば避けたほうがよいジャンルを3つ紹介します。
YMYL(Your Money or Your Life)ジャンル
YMYLとは、「お金」や「健康」「法律」など、人の人生に大きな影響を与えるジャンルのことを指します。
たとえば:
- 医療・病気に関する情報
- 投資・保険・ローンなどの金融情報
- 法律や税金の話題 など
これらのジャンルはGoogleが情報の信頼性を非常に重視しており、個人ブログが検索上位に上がるのはかなり難しいです。
資格や実務経験がないと、SEO的にも収益的にも不利になるため、初心者のうちは避けるのが無難です。
競合が多すぎるジャンル
「すでに多くのブロガーが書いている人気ジャンル」は、参入のハードルが高くなります。
たとえば、以下のようなジャンルは競争が激しく、検索上位を取るのが難しい傾向にあります。
- 英語学習
- 筋トレ・ダイエット
- ガジェットレビュー
- 主婦の節約術
すでに大手メディアや有名ブロガーがしっかりと情報発信しているため、初心者が入り込むには工夫や差別化が必須です。
収益化が難しいジャンル
「書くのは楽しいけど、収益につながりにくいジャンル」も存在します。
たとえば:
- 完全な日記ブログ(今日あったことを書くスタイル)
- 特定のアニメ・漫画・アイドルに特化しすぎた趣味ブログ
- 個人的な恋愛話や雑談中心のブログ
これらは読まれることはあっても、商品やサービスの紹介に結びつきにくく、アフィリエイトや広告収入が発生しにくいのが実情です。
もちろん「趣味として楽しむ」のはOKですが、「副業」として考えるなら、慎重に選んだ方がいいジャンルです。
ブログのジャンルが決まらないときの対処法
「書きたいことが多すぎて決まらない…」「逆に、何を書けばいいか全然思いつかない…」
そんなふうに悩むのは、ブログ初心者にはよくあることです。実際、ジャンル選びで立ち止まってしまう人は少なくありません。
ここでは、ジャンルがなかなか決まらないときに試してほしい3つの方法をご紹介します。
「とはいえ、実際にどんなジャンルにするか迷ってしまう…」
そんな方のために、次はジャンルが決まらないときの対処法をご紹介します。

自分の得意分野を棚卸しする
まずは、自分の過去や現在の経験を振り返ってみましょう。紙に書き出して「見える化」することで、自分が人より詳しいことや語れることが見つかることがあります。
【チェックリスト例】
- これまでの職歴やバイト経験
- 長く続けている趣味や習慣
- 家族や友人によく聞かれること
- 人にアドバイスしたことがある内容
これらをヒントに、「書けそうなこと」をテーマ候補としてリストアップしてみましょう。
複数のジャンルで試してみる
最初からひとつに絞らなくても大丈夫です。まずは「雑記ブログ」として複数のテーマで記事を書いてみるのも、立派な戦略です。
たとえば:
- 旅行・グルメ・節約の3本柱で始めてみる
- 5記事ずつ書いて、アクセスや反応を見て絞る
- 書いていて楽しいかどうかを感じながら進める
実際に書いてみることで、「これは続けられそう」「これはネタ切れしそう」といった感覚がつかめます。
新しいトレンドをリサーチする
SNSやニュース、ブログランキングなどを見て、今話題になっているテーマをチェックするのも有効です。
- X(旧Twitter)のトレンドや話題タグ
- Googleトレンドで検索されているテーマ
- ASP(アフィリエイトサービス)の特集ジャンル
「自分の興味+世の中の関心」が重なるジャンルが見つかれば、ブログの方向性が一気に見えてくることもあります。
ブログのジャンル選びに関するよくある質問
ブログのジャンルについては、多くの人が似たような疑問を持っています。
ここでは、よくある質問に対してわかりやすくお答えします。
Q1. 特化ブログと雑記ブログ、どちらが良い?
A. 初心者の方は雑記ブログから始めるのもおすすめです。
特化ブログは「旅行」「育児」「投資」などテーマを絞ることで専門性が出せ、SEOにも強くなりますが、途中でネタ切れしたり、飽きてしまったりすることも。
一方、雑記ブログはテーマの縛りがゆるく、「いろいろ試せる」「続けやすい」というメリットがあります。
まずは雑記ブログで書いてみて、アクセスの多いテーマや書きやすいジャンルが見つかってから特化に移行する、という流れも多くの人が実践しています。
Q2. 未経験のジャンルを選んでも大丈夫?
A. 興味があって継続できそうならOKです。ただし信頼性には注意しましょう。
たとえば「副業に興味があるから、その体験をブログにしたい」というのは十分アリです。自分の成長記録をリアルタイムで発信することも、読者の共感を呼びます。
ただし、専門性が求められるジャンル(医療・法律・金融など)は未経験で取り組むのが難しいため、実体験ベースで書けるかどうかを基準にすると安心です。
Q3. 途中でジャンルを変えてもいい?
A. もちろん大丈夫です。むしろ柔軟に変えていく方が長続きします。
最初に決めたジャンルにこだわりすぎる必要はありません。
ブログを続ける中で興味が変わったり、得意分野が見つかったりすることもあります。
特に雑記ブログであれば、テーマを変えて新しいカテゴリーを追加することも簡単です。
ただし、特化ブログの場合は「別ブログを立ち上げる」選択も視野に入れるとよいでしょう。
ジャンル選びに正解はありませんが、「今の自分に合っているか?」「続けられそうか?」を大切にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、ブログのジャンル選びに悩む方へ向けて、選び方のポイントや収益性の高いジャンル、避けた方がよいテーマなどをお伝えしました。
ジャンル選びのポイントをふり返ると、次のようになります:
- 自分の経験や興味を活かせるジャンルが続けやすい
- 収益を目指すなら「需要」や「広告案件」があるジャンルが有利
- 初心者は競合が激しいジャンルやYMYL系を避けた方が安全
- 迷ったらまず書いてみる。雑記ブログからのスタートもOK!
最初から完璧なジャンルを選ぼうとせず、「まずは始めてみる」ことが何より大切です。
ブログは育てていくものなので、途中で方向転換しても問題ありません。
次回は、ジャンルを決めたあとにどうやって記事を書いていくか、具体的なブログ設計についてご紹介する予定です。
自分にぴったりのテーマで、楽しく長く続けられるブログを育てていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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