「ブログを始めたいけれど、どんなジャンルを選べばいいのかわからない」
そんな悩みを持つ初心者さんはとても多いです。とくに副業としてブログを考えている場合、テーマ選びは将来の収益にも関わる大切なステップです。
このブログでは、パソコンが苦手なシニアの方でも安心して取り組める副業としてのブログを応援しています。

実は人生経験の豊富なシニアはジャンル選びで有利なんですよ
この記事では、「ブログジャンルの選び方」にしぼって、以下のような流れでわかりやすく解説していきます。
ブログジャンル選びの基本ステップ
- 自分の経験や興味を整理する
- 収益化しやすいテーマを見つける
- 続けやすいジャンルかどうかを考える
- 特化ブログか雑記ブログかを選ぶ
- ジャンルが決まらない時の対処法を知る
読んだあとには、「これなら私にも書けそう!」と感じられるよう、具体例も交えてやさしく紹介しています。
ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりのブログテーマを見つけてくださいね。
自分の強みや専門性を活かせるか
ブログのジャンルを選ぶとき、まず意識したいのが「自分の強みやこれまでの経験を活かせるかどうか」です。
なぜなら、自分の知識や体験に基づいた内容なら、スムーズに記事が書けて、読者にも信頼されやすいからです。
たとえば——
- 教員をしていた方なら「子どもの学習サポート」
- 看護師だった方なら「シニアの健康管理や介護のヒント」
- 趣味で登山をしている方なら「初心者向けの山歩きガイド」
というように、仕事や趣味で得た知識は、他の人にとって貴重な情報になることが多いです。
また、「強み」といっても、特別な資格や高度な知識が必要なわけではありません。
たとえば、「50代でスマホデビューした体験」「節約のために実践している日常の工夫」など、日々の暮らしの中での気づきや工夫も、立派な強みです。


自分では「こんなこと、誰でも知ってるかも」と思っていても、意外と人の役に立つことは多いもの。
まずはこれまでの人生を振り返って、「誰かに教えられること」「人からよく聞かれること」をメモしてみましょう。それが、あなたのブログジャンルのヒントになります。
興味や情熱を持てるか
ブログを続けていくうえで、実はとても大事なのが「自分がそのテーマにどれだけ興味を持てるか」ということです。
最初のうちはやる気に満ちていても、興味がないテーマだと、書くことが苦痛になってしまいがちです。
その結果、「何を書けばいいかわからない…」「更新が面倒…」と感じて、途中でやめてしまう方も少なくありません。
逆に、自分の好きなこと・気になること・もっと知りたいと思っていることなら、「次はこれを書いてみよう!」「これを調べて記事にしようかな」と前向きに取り組めます。
たとえば——
- 旅行が好き → 行った場所の記録やおすすめスポットの紹介
- お料理が好き → 簡単な家庭料理や時短レシピの紹介
- ガーデニングが好き → 季節ごとの育て方や失敗談
どんなに小さなことでも、自分が楽しく書けるジャンルを選ぶことが、ブログを長く続けるコツです。
また、興味のあることを調べて記事にすることで、自然と知識も増えていきます。
書きながら学べるのも、ブログの魅力のひとつですね。
継続的にコンテンツを作成できるか
ブログは「始めること」も大切ですが、もっと大切なのは「続けること」です。
そのためには、選んだジャンルで継続的に書くことができるかを、最初の段階で考えておく必要があります。
どんなに魅力的なジャンルでも、書くネタがすぐになくなってしまったり、興味が薄れてしまったりすると、更新が止まりがちになります。
更新が途切れると、読者が離れてしまったり、検索でも上位に出にくくなったりすることがあります。
継続しやすいジャンルには、次のような特徴があります:
- 日常の中でネタが自然に生まれる(暮らし・子育て・健康など)
- 季節ごとに話題が変わる(旅行・ガーデニング・料理など)
- 自分がこれからも学び続けたい分野(副業・IT・語学など)
たとえば、「旅行記」なら、過去に行った場所を紹介しつつ、これから行きたい場所の計画や準備の記事も書けます。
「節約術」なら、日々の工夫を記事にしていけば、ネタが尽きにくいですよね。
最初のうちは無理をせず、「これなら月に1〜2本くらい書けそう」というペースで始めるのがおすすめです。
自分のペースで続けやすいジャンルを選ぶことが、ブログを楽しみながら続けるためのポイントです。
市場規模と成長性があるか
ブログを副業として収益化したいと考えている場合、「そのジャンルにどれくらいの人が興味を持っているか(=市場規模)」や、「今後も需要が伸びていきそうか(=成長性)」をチェックしておくことも大切です。
どんなに好きなテーマでも、読む人がほとんどいなかったり、情報を求めている人が少なければ、アクセスはなかなか集まりません。
また、一時的に流行しているだけのジャンルは、すぐに話題が下火になってしまう可能性もあります。
たとえば、以下のようなジャンルは安定した需要があります:
- 健康・美容(年齢問わず関心が高い)
- お金・節約・副業(家計の見直しや収入アップ)
- 旅行・レジャー(季節やイベントごとに検索されやすい)
逆に、マニアックすぎる趣味や、ニッチすぎて検索される機会が少ないテーマは、熱心な読者はつくかもしれませんが、大きな収益にはつながりにくい傾向があります。
また、最近では「シニア向けのスマホ活用」や「ふるさと納税」「ChatGPTの使い方」など、時代とともに成長しているジャンルもあります。
こうした“これから伸びる分野”を先取りするのも、戦略のひとつです。収益化を目指すなら、ぜひ「自分が興味を持てるか」に加えて、「このジャンルを求めている人がどれだけいるか?」も意識してみてくださいね。
収益化する方法があるか
ブログを副業として始めたいと考えているなら、そのジャンルに「収益化の仕組み」があるかどうかも重要なポイントです。
どれだけ記事を頑張って書いても、お金につながる方法がなければ、ブログ収入は生まれません。
たとえば、以下のような収益化の手段があります:


- アフィリエイト(成果報酬型広告)
読者が紹介した商品を購入したり、サービスに申し込んだりすると報酬が入ります。 - Googleアドセンス(クリック型広告)
記事内の広告がクリックされると数十円程度の収入になります。アクセス数が多いと安定収入に。 - 自分の商品やサービスの販売
ハンドメイド品やPDF教材、ブログ相談など、自分の強みを活かした商品を販売する方法もあります。
収益化しやすいジャンルには、こうした「紹介できる商品やサービス」が多く存在します。
たとえば——
- 美容系ならコスメやサプリのアフィリエイト
- 旅行系ならホテル予約やふるさと納税
- シニア向けジャンルなら健康グッズやパソコン講座など
逆に、収益に直結しにくいジャンル(たとえば純粋な日記やポエムなど)では、アクセスが集まっても収入につながりにくい場合があります。
自分の選んだジャンルに「どんな商品があるか?」「紹介できそうなサービスがあるか?」を、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)などで事前にチェックしてみると、より安心してブログを始められますよ。
競合と差別化できるか
ブログでアクセスを集めたり、収益を得たりするためには、「同じジャンルの他のブログとどう差別化するか?」も意識しておくことが大切です。
たとえば、「旅行ブログ」や「節約ブログ」といった人気ジャンルは、すでに多くの人が参入しています。
ただ、その分だけ読者も多いため、「自分らしさ」を出すことで十分に勝負できます。
差別化のポイントには、こんなものがあります:
- ターゲットを絞る
例:旅行ブログ → 「60代女性向け」「1人旅に特化」「ふるさと納税で行く旅」など - 自分の体験や失敗談を交える
体験ベースの内容は検索でも上位に入りやすく、読者の共感も得やすいです。 - 専門性や視点に個性を出す
同じテーマでも、書き手の背景(年齢・性別・経験)が違えば、記事の切り口も変わってきます。
また、年齢を重ねた方ほど、人生経験や深みがブログの「味」になります。
たとえば、同じ「健康管理」の話でも、「60歳で体力づくりを始めた私の体験談」といった切り口は、若い世代の書く記事とはひと味違った魅力があるはずです。
「この人の記事だから読みたい」と思ってもらえるような個性を、少しずつブログににじませていきましょう。
収益性が高いブログジャンルの特徴
需要が高いジャンル
ブログで収益を得たいと考えるなら、「多くの人が興味を持っているテーマ=需要が高いジャンル」を選ぶことが大きなポイントです。
なぜなら、検索する人が多ければ多いほど、ブログにアクセスが集まりやすくなり、広告収入やアフィリエイト収入につながりやすいからです。
需要が安定して高いジャンルの例:
- 健康・美容(全年代からの関心が高い)
- お金・家計・節約(生活に直結していて普遍的)
- 子育て・教育(年代限定でも検索ニーズが強い)
- 旅行・レジャー(季節需要あり+行動前の情報収集が多い)
こういったジャンルは、一度だけでなく定期的に検索される傾向があるため、記事の寿命が長くなりやすいのもメリットです。
たとえば「ふるさと納税のおすすめ返礼品」や「失敗しない国内旅行の選び方」など、何度も検索されるキーワードを狙えば、1本の記事が長く活躍してくれます。
もちろん、ただ需要があるだけではなく、自分が書き続けられるかも大切。
「需要が高く、かつ自分にも書けそうなジャンル」を探すのが理想的です。
広告単価が高いジャンル
ブログで収益化を目指すうえで、「広告単価の高いジャンル」を選ぶことも非常に重要なポイントです。
なぜなら、同じアクセス数でも、広告単価が高いジャンルであれば、より大きな収益につながる可能性があるからです。
特にGoogleアドセンスやアフィリエイトでは、ジャンルによって報酬単価が大きく異なります。
広告単価が高いと言われるジャンルの例:
- 金融(クレジットカード、投資、保険など)
- 転職・キャリア(転職サイト、資格講座など)
- 美容(エステ、サプリ、美容機器など)
- 不動産・住宅(住宅ローン、引っ越し、リフォーム)
たとえば「クレジットカードの比較」などの金融系は、1件の成約で数千円〜数万円の報酬が発生することも珍しくありません。
ただし、広告単価が高いジャンルは競合も多く、専門知識が必要なことが多いため、初心者にはややハードルが高く感じられるかもしれません。
その場合は、無理に王道ジャンルに挑戦せず、自分の得意分野の中から比較的単価の高いテーマを探してみるのがおすすめです。
たとえば、「50代女性の転職体験」「ふるさと納税で節約した話」など、自分の経験をもとにした記事でも、広告単価の高いジャンルと自然につなげることは可能です。
案件数が多いジャンル
アフィリエイトを中心にブログ収益を考えるなら、「案件数が多いジャンル」を選ぶことも大切な視点です。
案件数が豊富なジャンルであれば、紹介できる商品やサービスがたくさんあり、記事のバリエーションも広がります。
案件が豊富なジャンルの例:
- 美容・健康(化粧品、サプリ、ダイエット用品など)
- 生活雑貨・家電(Amazon、楽天の商品紹介など)
- 通信・サブスク系(格安SIM、動画配信、音楽サービス)
- 旅行・レジャー(ホテル予約サイト、ふるさと納税、航空券など)
このようなジャンルは、A8.net や もしもアフィリエイト などのASPに多くの案件が掲載されており、初心者でも取り組みやすいです。
特に楽天やAmazonの商品紹介ができるジャンルなら、購入ハードルも低く、成果が出やすい傾向があります。
案件数が多いと、トレンドに合わせた商品紹介ができるだけでなく、同じテーマでも切り口を変えて複数の記事を書くことができるため、収益のチャンスが広がります。
ただし、紹介する商品やサービスは、自分自身が「使ってみたい」「読者におすすめできる」と思えるものを選ぶことが大切です。信頼性のあるブログを作ることで、成果にもつながりやすくなります。
競合が少ないジャンル
ブログで成果を出しやすい環境を整えるには、「競合が少ないジャンル」を見つけるのも1つのコツです。
あまりにも多くのブロガーや企業サイトがすでに記事を書いているジャンルでは、検索上位に表示されるまでに時間がかかることがあります。
もちろん、競合が多い=ダメというわけではありませんが、ライバルが少ないジャンルであれば、比較的スムーズにアクセスを集めやすくなります。
競合が少ない可能性があるジャンルの例:
- 特定の地域や世代に特化した話題(例:地方の暮らし、60代からの副業)
- 実体験に基づいたニッチなテーマ(例:シニア女性の初めてのパソコン体験)
- 新しいサービスや旬の話題(例:最近始まったふるさと納税サイトの使い方)
また、大手サイトでは取り上げにくい「個人のストーリー」や「経験談」は、オリジナリティが出しやすく、競合も比較的少なめです。
検索キーワードに「体験談」「レビュー」「実際どうだった」などを入れて検索してみると、意外と情報が少ない分野を見つけることができるかもしれません。
競合が少ないジャンルを選ぶことで、少ない記事数でも結果を出しやすくなります。
自分にしか書けない切り口や体験を活かして、「小さく始めて大きく育てる」戦略をとるのもおすすめです。
ブログ初心者が避けるべきジャンル
YMYL(Your Money or Your Life)ジャンル
「YMYL」とは、“Your Money or Your Life”の略で、お金や健康、命に関わる情報を扱うジャンルのことを指します。
具体的には以下のような内容が該当します:
- 医療・健康(病気の治療、薬の効果など)
- 投資・保険・ローンなどの金融系
- 法律・税金・不動産の専門知識を必要とする分野
これらのジャンルは、人々の生活に大きな影響を与える情報のため、Googleの検索エンジンが特に厳しく評価する傾向があります。
そのため、ブログ初心者がこれらのテーマで記事を書いても、専門家でない限り検索上位に表示されるのがとても難しいのが現実です。
もちろん、自分の経験をベースにした内容なら書いても問題ありませんが、「○○に効果がある」「これをすれば治る」といった医学的・経済的な断言は避けるようにしましょう。
初心者のうちは、もっと身近で安心して書けるジャンルからスタートするのがおすすめです。
たとえば、健康に興味があるなら「60代から始めた体力づくりの記録」「シニア向けのストレッチ習慣」など、自分の体験を中心にした内容ならリスクも少なく、読者にも親しまれやすくなります。
競合が多すぎるジャンル
ブログの世界にはすでにたくさんのライバルが存在します。
特に、人気があるジャンルや収益性が高いとされるジャンルでは、すでに多くの人が記事を書いており、初心者が入り込む余地が少なくなっていることもあります。
代表的な競合の多いジャンル:
- クレジットカードや保険などの金融系
- 美容・ダイエット系(化粧品レビューやサプリ紹介など)
- 転職・資格取得(キャリア系)
- 英会話やプログラミングなどの学習系
こうしたジャンルは、企業が本気で運営しているメディア(いわゆる“企業サイト”)も多く、記事の質・量・専門性のどれをとっても非常にハイレベルです。
初心者がいきなり正面から勝負しようとすると、なかなか検索に表示されず、結果が出るまでに時間も労力もかかってしまいます。
もちろん「競合が多い=絶対にダメ」ではありません。
ただ、最初の一歩としては、「競合が少なめで、自分の体験を活かせるジャンル」や「もう少しニッチな切り口のテーマ」からスタートした方が、成果を感じやすく、挫折しにくくなります。
たとえば、「英会話」ではなく「60代から英会話を始めた記録」、「美容」ではなく「更年期から始めた肌ケア体験談」など、自分らしい切り口にすることで、競合との差別化も可能です。
収益化が難しいジャンル
ブログを書くからには「少しでも収益につながれば嬉しい」と思う方が多いはずです。
ですが、どんなジャンルでも収益化できるわけではなく、収益化が難しいジャンルというものも存在します。
特に、次のようなジャンルは注意が必要です。
- 個人的な日記・エッセイ系
→ 読者にとって「役立つ情報」が少ないと、アクセスも集まりにくく、広告もクリックされにくい傾向があります。 - マニアックすぎる趣味
→ 熱心なファンはいても母数が少なく、広告案件も限られがちです。 - 商品やサービスが存在しないテーマ
→ アフィリエイトで紹介できるものがなければ、収益につながるチャンスも減ります。
ブログの魅力は、自分の好きなことを自由に発信できる点にありますが、「好き」だけでは収益が出にくいのも現実です。
とはいえ、「書きたいこと」と「収益につながる内容」のバランスをとることも可能です。
たとえば、日記のような記事に加えて、「役立つ情報」や「おすすめ商品」を紹介する内容も少しずつ織り交ぜていくと、読者にも喜ばれ、収益化にもつながりやすくなります。
まずは「収益化しやすい要素があるか?」をチェックしたうえで、自分らしさをプラスしていくのがおすすめです。
ブログのジャンルが決まらないときの対処法
自分の得意分野を棚卸しする
「どんなジャンルでブログを書けばいいかわからない…」
そんなときは、まず自分の経験や得意なことを一度振り返ってみるのが効果的です。


これまでの人生の中で、あなたが時間をかけてきたことや、周りの人に相談されたこと、少し詳しいと感じることはありませんか?
たとえば——
- 子育てや介護の体験
- 旅行のプランを立てるのが得意
- 家計のやりくりや節約が好き
- 健康に気をつけて工夫していることがある
- 趣味で始めたことをコツコツ続けている(編み物、ウォーキング、家庭菜園など)
自分では「大したことない」と思っていることでも、他の人にとってはとても参考になる内容かもしれません。
書き出すときは、以下のような視点で「棚卸し」してみるのがおすすめです:
- 今までの仕事や資格
- 生活の中で工夫していること
- 人からよく聞かれること
- 長く続けている趣味や習慣
紙に書き出してみると、自分の中に意外とたくさんのネタがあることに気づけますよ。
「特別な専門知識」がなくても大丈夫。
あなたのリアルな経験こそが、ブログの価値あるコンテンツになります。
複数のジャンルで始めてみる
「ひとつに絞れない」「あれもこれも気になる」——そんなときは、最初から無理にジャンルをひとつに決めなくても大丈夫です。
特に初心者のうちは、「雑記ブログ」という形で複数のテーマを扱ってみるのも有効な方法です。
たとえば:
- 旅行と健康について書いてみる
- 家計管理と副業の話を交えてみる
- 自分の日常とおすすめグッズを紹介する
こうしていろいろ書いてみることで、「どのジャンルなら楽しく続けられそうか」「どの記事がよく読まれているか」が少しずつ見えてきます。
ブログを始めたばかりのころは、書きながら方向性を探っていくのが自然です。
最初から「絶対にこのテーマで行く!」と決めすぎると、あとから方向転換が難しくなることも。
むしろ、最初は自由に書いてみて、「反応がよかったジャンル」「自分が書いていてラクだったジャンル」を後から絞り込むのがおすすめです。
雑記ブログからスタートし、読者の反応や検索の流れを見ながら「プチ特化」していくのも、収益化に向けたよくあるステップです。
無理にひとつに絞らず、気軽に書いてみることで、自分に合ったジャンルが自然と見つかることもありますよ。
新しいトレンドをリサーチする
ジャンルがなかなか決まらないときは、今どんな話題が注目されているのか=トレンドを調べてみるのもひとつの方法です。
タイムリーな話題を取り入れることで、検索されやすく、ブログにアクセスが集まりやすくなる可能性があります。
たとえば、以下のような方法でトレンドをチェックできます:
- Googleトレンド:キーワードの検索数の推移がわかります
- Yahoo!リアルタイム検索:SNSで話題になっていることが見える
- 楽天市場やAmazonの売れ筋ランキング:今、何が買われているかがわかる
- ニュースサイトやテレビ番組の特集:社会的関心の高い話題がヒントに
また、自分自身の興味がある分野で「最近よく目にするようになった話題」「知りたいのに情報が少ないこと」に目を向けるのもポイントです。
たとえば:
- 2025年の大阪万博に関する観光情報
- AIを生活に活用するノウハウ(ChatGPTなど)
- マシンピラティスのスタジオ情報
こういった「今ならまだ競合が少ない」テーマに早く取り組めば、先行者として検索上位に入りやすくなるチャンスもあります。
もちろん、トレンドだけを追いかけると疲れてしまうので、「自分が興味を持てるかどうか」も大切にしながら、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。
ブログのジャンル選びでよくある質問
特化ブログと雑記ブログはどちらが良い?
ブログを始めるときによくある疑問のひとつが、「特化ブログと雑記ブログ、どちらが良いの?」というものです。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の目的や性格に合ったスタイルを選ぶのがポイントです。


特化ブログとは?
ひとつのテーマに絞って記事を書いていくブログです(例:旅行ブログ、節約ブログなど)。
メリット:
- 読者のニーズに合いやすい
- 専門性が高まり、信頼されやすい
- SEO(検索対策)で評価されやすい傾向
デメリット:
- ネタ切れしやすい
- 他の話題が書きにくい
雑記ブログとは?
ジャンルを絞らず、いろいろな話題を書くブログです(例:旅行・健康・日常をまぜこぜに書く)。
メリット:
- 自由に書ける
- ネタに困りにくい
- 書きながら得意なジャンルを探せる
デメリット:
- 読者の興味が分散しやすい
- 専門性が伝わりにくい場合がある
初心者のうちは、まず雑記ブログから始めて、書きやすいジャンルや読者の反応が良いジャンルを見つけてから特化していくというのもよくある方法です。
どちらが正解というよりは、「どんなふうにブログを育てたいか」によって向き・不向きがあります。
焦らず、まずは自分が楽しめる形でスタートしてみましょう。
未経験のジャンルで始めても良い?
ブログ初心者の方からよくある質問のひとつが、「まだ詳しくないジャンルでブログを始めても大丈夫ですか?」というものです。
結論から言うと、未経験のジャンルでも大丈夫です。むしろ“学びながら書く”スタイルは、多くの読者に共感されやすいというメリットもあります。
たとえば——
- 「ボルダリングを初めてやってみた体験記」
- 「ブログを始めるまでに悩んだこと・調べたこと」
- 「パソコンが苦手だけど、1つずつできるようになった記録」
これらはすべて、同じように初心者で困っている人にとって、非常に参考になる情報です。
専門家のように完璧な説明をしなくても、「素人目線」のリアルな情報のほうが安心感を持って読んでもらえることもあります。
ただし、「まったく興味がない」「書いていて楽しくない」ジャンルは避けた方が無難です。
続けるのが苦痛になってしまう可能性があります。
未経験のテーマでも、「これから学びたい」「気になっている」「実際にやってみようと思っている」なら、ブログのテーマとして十分に価値があります。
その成長過程を発信すること自体が、読者にとっての“価値あるコンテンツ”になりますよ。
途中でジャンルを変えても良い?
ブログを始めたあと、「やっぱり別のテーマのほうが書きやすいかも…」「このジャンル、思っていたより合わないかも」と感じることはよくあります。
そんなときに気になるのが、「ブログのジャンルって途中で変えても大丈夫なの?」という疑問です。
答えは、はい、大丈夫です。
ブログは柔軟に方向転換できるのが魅力のひとつ。
最初に選んだジャンルにこだわりすぎず、自分が続けやすい・書きやすい方向に変えていくのは自然な流れです。
実際、多くのブロガーさんが——
- 雑記ブログから特化ブログへ移行
- 書きやすいジャンルを増やす・減らす
- 全体のテーマを絞って再構成
といった形で、途中でジャンルを見直しています。
ただし注意点としては、「ブログの軸」がブレすぎると、読者が混乱してしまうことがあります。
大きく方向を変えるときは、たとえば次のように工夫するとスムーズです:
- 「新しく○○ジャンルも書き始めました」と告知する
- メニューやカテゴリを整理して、導線をわかりやすくする
- 必要であれば新しいブログを立ち上げることも検討する
最初から完璧なテーマ選びをするのは難しいので、書きながら調整していくスタイルでOKです。
「迷いながらでも進める」のが、長くブログを続けるための大切な考え方ですよ。
まとめ


ブログのジャンル選びは、最初に立ち止まって悩みやすいポイントですが、じっくり考える価値のある大切なステップです。
- 自分の経験や強みを活かせるか
- 興味や情熱を持ち続けられるか
- 続けやすく、書きやすいか
- 収益化の道筋があるかどうか
- 他のブログと差別化できそうか
こうした視点をもとに、まずは「自分が書いていて楽しい」「誰かの役に立ちそう」と思えるテーマを探してみましょう。
途中で迷っても大丈夫。ブログは始めたあとにジャンルを変えることも、方向を調整することも自由です。
最初から完璧を求めず、書きながら少しずつ自分のスタイルを見つけていけばOKです。
このブログでは、パソコンが苦手でも、年齢に関係なくブログを楽しめるヒントをたくさんご紹介しています。
これからブログを始めようとしているあなたの第一歩に、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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